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- 【魅力発信事業2023】第4回 古い本からのメッセージ~時代を超えた情報を読み解き伝えること~
「いま伝えたい、ことばの力ーコミュニケ―ション力を磨く」
?第4回講演会 1/25(木曜)16:05~17:35
古い本からのメッセージ~時代を超えた情報を読み解き伝えること~
指昭博氏(歴史家?球探足球比分前学長)遠く隔たった時代に出版された本に込められた情報の読み取リは、まるで謎解きのような楽しさと難しさがあリます。 歴史研究と小説や映画などの創作/フィクションの関係、意図的な「誤情報」の発信などの問題についてもあわせて考えながら、古い本が私たちに伝えてくれるメッセージを現代によみがえらせる術と発信術についてお話しします。
開催報告
「いま伝えたい、ことばの力―コミュニケーション力を磨く」の第4回講演は、歴史家であり、球探足球比分の前学長である指昭博名誉教授を迎え、「古い本からのメッセージ~時代を超えた情報を読み解き伝えること~」について講演いただきました。
本に書かれたものは本当に正しい内容なのか、受け継がれてきたものは正しい情報なのか、文字情報(ことば)を基本とする歴史学や古い本からの情報、創作(フィクション)と歴史をテーマにお話しいただきました。
現代の多様性の社会の中では、言葉の力や魅力を十分理解した上でさらに「検証し、考える」その苦労こそが、時代におけるリテラシーの要だと伝えられました。---------------------------------------------------------------
【参加者からの感想(一部抜粋)】
授業などで学んだ歴史を疑うことはなかったが、たしかに実際に見たわけではないため、本当かは分からないことに気付きました。それについて研究する歴史研究という分野に興味がわきました。また、言葉がもつ力や影響力についても知ることができました。
歴史や本は正しいものだという思い込みがあったので、ハッとしました。正しい情報を知ろうと思うとつい本に頼ってしまいますが、「本当に正しいのか?」という視点は常に持ち続けようと思いました。
何を信じるのか、「検証し、考える」にはそれなりの知識が必要であると感じました。
当たり前に読んでいる文字を疑うという内容が新鮮で興味深かったです。人によって見ている、記録している真実が異なるということは、私が史実として信じているものも誰かにとってはフィクションになり得るのではないかと思いました。
歴史研究が「正しい」もので「真実」であるとははっきり断言することが難しいと思いました。「解釈」という作業を経て、あたかも「真実」のように伝えられているのではないかと考えました。それが史実であり、我々が学ぶ歴史だと思いました。
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