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【魅力発信事業2023】第3回「これからの本屋」を考える~新たな読者を創出するためのコミュニケーション~

「いま伝えたい、ことばの力ーコミュニケ―ション力を磨く」


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第3回講演会 12/7(木曜)16:05~17:35
「これからの本屋」を考える~新たな読者を創出するためのコミュニケーション~
北田博充氏(蔦屋書店梅田店店長)

昨今、読書離れや書店閉店に関するニュースをよく耳にしますが、書店業界の未来を明るいものにするためにはどうすればよいのでしょうか?インターネットが普及し、娯楽が多様化した今、若者は本なんか読まなくても楽しい毎日が過ごせます。そんな中、若者の可処分時間に「読書」が割り込むにはどうすればよいのか?そもそも本を読むことでどんなメリットが得られるのか?「新たな読者の創出」を基軸にし「これからの本屋」のあり方を考えます。

開催報告
「いま伝えたい、ことばの力―コミュニケーション力を磨く」の第3回講演は、蔦屋書店梅田店店長の北田博充氏をお迎えし、「これからの本屋」を考える~新たな読者を創出するためのコミュニケーション~と題して、普段の書店員としての仕事の他、個人としての仕事、出版社の仕事を交え、講演いただきました。作り手の熱量を冷まさず読者に本を届けたいという想いから、現在のご自身のパラレルキャリアについても紹介いただきました。

インターネットやSNSが普及し、娯楽が多様化した昨今、読書離れする人も多い中、北田さんはそれをネガティブに捉えることなく、視点を変えて、普段本を読まない人に本の魅力を伝える活動をされています。

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【参加者からの感想(一部抜粋)】

蔦屋書店の店長さんのお仕事だけでなく、自分がしたい仕事をとことん追求して活躍されている姿が素敵だなと思いました。副業では無いパラレルキャリアという考え方はこれからの時代の強みやカギになってくると思いました。

本の魅力を書店だけではなく、本に関わる多くの人に伝えてもらうような取り組みが興味深かった。特に高校における授業の例は、生徒の内発的な動機を引き出す面白い事例だった。

本屋の話だけではなくて、北田さん自身のキャリアについても詳しくお聞きできて来年から就活が始まる自分にとってもとてもためになった。いつもネガティブに捉えられている書店減少の問題に対してポジティブに捉え直してできることを考えているという気持ちの持ち方を参考にしたいと思った。

書店が場所を指す言葉で、本屋が人を指す言葉という考えがとても興味深いものだと感じました。講演会の後半でお話されてた、SNSなどで発信している人などの投稿は私も見たことがあり、実際に本を読んでみたいと思ったことがあるので、本屋が人を指しているという言葉にとても共感することが出来ました。

読書をする人、本を手に取ってもらう人を増やすための努力が理解出来ました。自分の業界以外の業界の力を借りるという発想が意外です。現状を変える時に、自分のことを変えることに固執するのではなく、他の視点で考えることの重要性が理解出来ました。

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