近年は少子高齢化による地域活動の担い手不足や、子どもの教育格差など急激な社会変化への対応などを理由に、ここ神戸でも学生ボランティアによる地域活動への参加に大きな期待が寄せられています。また、学生にとってもボランティア活動に参加することで、大学にいるだけでは気づかない社会の問題に気づき、世代の異なった地域の人々との関わりを通じて視野を広げることができます。本学では、学生がボランティア活動に関心をもち、活動に踏み出すための情報提供や活動の支援を行うためにボランティアコーナーを設置し、情報の提供、相談、指導等の活動支援を行っています。
外大生ならではのスキルとキャリアを、 温かいハート で社会に生かそう!
下記のような取り組みを通じ、学生のボランティア活動をサポートしています。
- ボランティア活動の企画と実施
- ボランティアに関連した講習会の開催
- 各種ボランティア情報の提供
- ボランティア活動者の派遣
- ボランティアに関する相談の受付
- 学生ボランティア系サークルのとりまとめ
- 障がい学生への支援???今までには、視覚障がい学生支援として、教科書のテキストデータ変換、聴覚障がい学生支援としてノートテイクの活動実績があります。
場所
第2学舎1階ボランティアコーナー
お問い合わせ
TEL:078-794-8177
E-mail:volunteer(at)office.kobe-cufs.ac.jp ※(at)を@に変更して送信してください。
活動の様子
ボランティアコーナーの学生スタッフが運営するブログ?SNSでご覧ください。
Instagram 球探足球比分ボランティアコーナーkcufs_vc(外部サイト)
目指せ、全員ボランティア!
ボランティアコーナー学生スタッフ代表 英米学科2年生 水垣歌奈子
ボランティアコーナーでは子どもたちに英語を教える「英語でなかよし」、お年寄りの方とおしゃべり交流する「がくえん陽だまりサロン」の2つの活動を軸に、他にもさまざまなボランティア活動を行っています。「がくえん陽だまりサロン」は2009年から14年間、「英語でなかよし」の前身となる障がいを持った子どもたちと交流する「学園東町なかよしのお楽しみ会」は12年間、「英語でなかよし」はコロナ禍に始まり2年間継続しています。対面活動の自粛を求められた際にも、オンラインで「英語でなかよし」を開催し、お年寄りの方々には毎月テーマを決めてお便りをお届けするなどの工夫をし続けてきました。
ボランティアコーナーでの活動の大きな魅力は、参加するだけでなく企画側として長期的に一つのボランティアに関われることだと思います。継続して関わることで、地域の方々とのつながりを深められ、活動が地域の方にとっても自分にとっても一つの居場所となります。また、それらの活動を通して、どのような意義があるのか実体験をもって体感したり、私たちの生きる社会はどのような社会なのかということについてたくさんの学びや気づきを得る機会になります。
ボランティアは人と人をつなげてくれます。普段関わらない人、学生以外とも関わることでその人がどんな人生を送ってきたのか、どんなことを思っているのかを知ることで、社会で日々起こる事象についても他人事ではなく、自分事として受け取れるようになり、助け合いの精神が育まれると思います。そしてこういった流れがよりよい社会へとつながるのだと信じています。
かといってあまり頭でっかちに考えるのではなく、ボランティアを楽しむというのもすごく大切なことだと思います。楽しむことが継続につながりますし活動の雰囲気もよくなります。私自身ボランティアを趣味のような感覚でしているところもあります。それくらい気軽に考えられたらより身近なものになるのかなとも思います。
そんな魅力あふれるボランティア、人との出会い、つながり、学び、気づきをもたらし、人生を豊かにしてくれるボランティアを全力でおすすめしたいです!
?ボランティアコーナー学生スタッフのコメント
人のために何かしたいと思うこと。心が温かくなること。
人は自分一人では生きられないよね。必要とされた時が一番、自分の存在を感じる!いろんなことがつながって、その結果が笑顔に結びつくのが嬉しいし、気持ちいい?
思いやりとか、感謝の気持ちとかを改めて感じたり学んだりできるもの。
障がいのある人達と触れ合って、自分の中で新しい気づきがあった。でも、価値観、空気観の違いに戸惑うこともあった。
かかわる人々それぞれに自由で多様な助け合い。
「ボランティア」という枠を作るのはイヤだ!自然に、「助けたいなぁ。」っていう気持ちの延長でやりたい。友達の相談に乗ってあげることも、言うならば「ボランティア」
大げさなことじゃなくて、ささやかなこと。楽しみや趣味の一部。
熱い人とそうでない人の中間にいることで、そうでない人達が敬遠しない程度にボランティアのよさを伝えたい。自分が楽しいと思う活動に参加する。それでいいと思う。
自分の世界を広げ、成長させてくれるもの。
ボランティア活動で、最初は周りの人達とのコミュニケーションもぎこちなかったけど、だんだん打ち解けることができた。嬉しかったし、貴重な体験。自分の知らない面を知ることができた。
他人のためでなく、自分のためになるボランティアがあってもいい。大学では学べないことをボラを活用して学びたい。重くは受け止めたくない。
初めてボランティア?コーナーに来た理由は、人と関われるものを探していたから。子供たちと遊んでみて、世代に関係なく付き合いの幅が広がった。
以前は「してあげる」ものだったけれど、今は「してる」ものになった。
イイコトしてるって気持ちがあったときもあるけど、今はボランティアしてて楽しい!自分も成長できていると感じる。
十人十色のボランティアに、「あなた色」を待っています?