2024年8月23日
【交換留学】アル=ファラビ カザフ国立大学(カザフスタン)留学レポート
ロシア学科 4年
留学先?留学期間
留学先:アル=ファラビ カザフ国立大学(カザフスタン)
留学期間:2022年10月~2023年7月
留学制度:交換留学
留学の目的を教えてください。
大学で学んだロシア語能力を向上させる目的と、現地で自分のロシア語がどれぐらい使えるのか腕試しをする意味で留学を決意しました。留学先では学生論文発表コンテストで準備学部の学生の中で1位に選ばれ、カザフ語初級コンテストでは3位に選ばれ表彰されました。自分が学んできた言葉を通して、現地で様々な国籍、民族の人々と会話でき、彼らの生活、文化、考え方に触れることができる貴重な機会だったと思います。
留学先を選んだ理由は何ですか?
理由は二点あります。一点目は、多民族国家でカザフ語とロシア語双方に法的な地位が与えられているカザフスタンという国元に興味があったことです。二点目に、ロシア語はロシア連邦以外の旧ソ連地域でも使われているという意識のもと勉強してきました。故にロシア連邦ではなくカザフスタンという国を選びました。
留学先の大学について教えてください。
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カザフスタンで最も歴史がある大学だけに学内のイベントが多彩でした。実際にナウルーズ(中央アジアの春分の日)や学生論文コンテスト、旧ソ連地域の他大学の交流など様々なイベントなどに参加しました。
留学生活について教えてください。
私は寮生活をしていたのですが、ウズベキスタン国籍のカザフ人医学生と同じ部屋で1年間過ごしました。生活を共にするうちに仲良くなっていき、一緒に勉強したり、料理をしたりするようになりました。また、カザフ人の誕生日会にも招待してもらい同年代の文化を体験することもできました。この医学生と同室になったことで楽しい一年間を過ごせたと思っています。
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留学先での一番の思い出は何ですか?
長期休暇中の鉄道旅です。カザフスタン国内を寝台車に乗って旅行した際には現地の方々と会話したり、お茶を振る舞って頂いたりと、人の温かさに触れることができました。また、カザフスタンからキルギスへの寝台車に乗った際にはキルギス出身でロシアの大学で学んでいる学生やカザフスタン在住でキルギスを経由してウラジオストクに仕事に行く人に出会い、旧ソ連地域は互いに今も結びつきが強いということを実感することができました。
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留学して身についたことを教えてください。
留学前は遠慮しがちで積極性が少なかったのですが、自分の考えをしっかり表現することが求められる場所で生活したことで、積極性や自己表現力が養われました。
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夢や目標は何ですか?
具体的には考えきれていないのですが、いつかもう一度中央アジアに戻り、何かしらできればと考えています。日本国内では中央アジアレストランを日本で経営して中央アジアの知名度を高めたいです。
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