SDGsメディア掲載?プレスリリース

2024年9月 3日

神戸市教育委員会連携事業「英語サマースクール2024」開催報告

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本学では、神戸市教育委員会との連携事業として、2008年から毎年中学生向けの「英語サマースクール」を開催しています。

英語サマースクールは、市内の中学生を対象とした外国語教育活動で、外国語に興味のある中学生を対象に、語学に関心を高める活動を実施しています。様々なアクティビティを通じて、英語を使ったコミュニケーションを体験することができます。今年度も、本学にて8 16 日(金曜)?19 日(月曜)の2 日間で実施しました。

参加した中学生(2日間延べ311人)は、約160人の神戸市に勤める外国人英語指導助手(ALT)の企画する英語によるプログラム(1対1での英会話、クイズ、ゲーム等)への参加を通して、外国の文化や習慣を体験しました。午後からのプログラムには、本学のロシア学科?中国学科?イスパニア学科の学生が、それぞれの言語、文化、食事、言葉などを紹介するプレゼンテーションを行いました。

〇 Opening Ceremony @大ホール

今年のテーマは「ENGLISH SPACE SHUTTLE」でした。ALTは伝統衣装や国旗などを見せながら自分の出身国について紹介しました。

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〇 ALTs presentation @学舎3階?4階

ALTが各テーマごとに教室に装飾を施し中学生を迎えました。各教室でのアクティビティはすべて英語でおこなわれます。ゲーム?ダンス?クイズと様々な活動があります。会話やボディ?ランゲージの力をつける絶好の機会になりました。 

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〇 外大生ボランティアpresentation @大ホール

午後からのプログラムには、本学の学生がボランティアとして参加しました。ボランティアの学生15名は、中学生を楽しませようと開催1ヵ月前から準備を進めてきました。
外大生が実施したのは「CROSSCULTURAL ?EXPERIENCE」というプログラムで、ロシア?中国?イスパニアの各学科の学生が、それぞれの言語、文化、食事などを、プレゼンテーションや劇、クイズで紹介しました。

最後には中学生からの質問コーナーもあり、英語以外の言語に触れる貴重な機会となり、大変盛り上がりました。

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参加した中学生は、学校の授業とは違う形の英語の学び方を体験し、1 日をかけて外国語の学習とコミュニケーションの楽しさに触れました。この英語サマースクールの体験から弾みがつき、さまざまな言語や文化を学ぶきっかけや自分の興味をみつけてほしいと思います。

〇 参加した中学生のCROSSCULTURAL ?EXPERIENCEに関する感想

?ほとんど知らない言語にもクイズなどを通して親しむことができました。言葉だけでなく、文化や日本とのかかわりなど、より外国を身近に感じられました。途中のお芝居もおもしろくて、印象に残っています。

?普段使わないような言語を使うことができて貴重な体験ができました。クイズ形式もあって気軽に楽しめました。他にも勉強したらどんな良いことがあるか、どこで役に立つかも教えてくれてためになりました。

?どの国も言語も魅力を感じた。実際にその国に行ってみたくなった。

?ロシア語がつかわれている国が思ったよりも多くてびっくりしました。ロシア語の外来語が予想外のものもあって面白かったです。中国語と日本語で漢字の意味が一緒でも発音が全く違って興味深かったです。スペインのお祭りがどれも楽しそうで参加してみたいなと思いました。

?イスパニア学科の劇がおもしろかったです。

?知らない言語でもクイズ形式で教えてくれてわかりやすかったし、楽しかったです。

?みんながみんな、その国の文化やお祭り、スポーツ、言語のことなどメモしきれないほどたくさん教えてくれました、とてもよかったし、勉強になりました。

?ロシア語の文法について冠詞がなくても大丈夫ということにびっくりした。中国の老婆が奥さんという意味なのがびっくりした。

?私自身この大学で将来勉強したいと思っているので今年も含めて3年連続でサマースクールが開催されてとても嬉しかったです。充実した1日でした。

〇 当日ボランティアで参加してくれた学生たち

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