2023年8月24日
本学大学院生が「第5回漢韓語言学国際学術研討会」の「青年論文大賽」において2等賞を獲得しました
本学大学院博士課程文化交流専攻3年の李云さんが、2023年8月19日(土曜)?20日(日曜)の2日間、中国北京の中国人民大学で開催された「第5回漢韓語言学国際学術研討会」に参加し、「青年論文大賽(若手論文コンテスト)」において2等賞を獲得しました。
この学会は2年に一度開催される国際シンポジウムで、今回のコンテストには中国?韓国?日本から10名の若手研究者が参加しました。
李さんは「《老乞大》四種版本中方向介詞的演変研究」(『老乞大』四種の版本における方向前置詞の変遷研究)というタイトルで発表を行い、参加者全員による投票の結果、2位の成績を収めました。
〈受賞した李さんのコメント〉
この論文は2年生の時に履修した「アジア言語演習(中国語歴史文法研究)」という授業の課題でした。授業では朝鮮王朝時代の中国語教科書『老乞大』について勉強しながら、各自が決めた研究テーマを授業内で発表し、指導教員と他の受講生からのコメントを基に少しずつ形を整えていきました。一年間の授業を終えても論文はまだ完成にはほど遠い状態でしたが、指導教員の竹越先生が授業期間終了後も続けてご指導してくださり、形を整え学会に参加しました。
今回の受賞を大変嬉しく思っております。ご指導ご協力を賜りました竹越孝先生には特に感謝を申し上げます。ありがとうございました。
受賞の様子
竹越先生と李さん