教員の養成に係る組織(教職支援センター)

本学では教員養成の理念?目的を実現するため、教職支援センターを設置して、教職課程のさらなる質の向上に取り組んでいます。

教職支援センターは、教職課程を置く各学科の代表教員と「教育の基礎的理解に関する科目等」を担当する専任教員で構成され、教育委員会や学校現場との連携、学生への教職支援の中核的な役割を果たしています。

センター長ご挨拶

1954年に教職課程が設置されて以来、本学はこれまで、言語に対する深い学識と高い語学力とを兼ね備えた人材を、学校教員として、あるいは、広く外国語教育の推進に携わる立場として多数輩出してきました。
そして、そこでは、教職担当の教員並びに関係職員が連携し、履修人数規模のコンパクトさを最大限活かす形で、対話的草の根的なサポートが行われてきたことが、所謂教員養成における「外大らしさ」を醸成してきたと言えます。

こうした気風を大事にしながら、近年では、「採用試験に向けた面接対策セミナー」など研鑽の場の提供、コミュニティー拡充のきっかけと共に情報交換の場となることを目指した「教職デー」の開催、「教職サロン」を拠点に履修学生同士が切磋琢磨し合う「教職勉強会」の活動への協力、教職履修に関する個別相談などが適時実施されており、更に2017年に教職支援センターが設立されたことにより、その体制の一層の充実が図られてきました。

今、グローバル化に対応した英語教育の改革が進められ、英語コミュニケーション能力の向上など、子どもたちが国際的な視野や立場で活躍していくための力を伸ばしていくよう、これまでのような知識?技能面での専門性に基礎づけられた「教える力」以上の資質が教員に求められるようになっています。
そうした情勢の中で、外国語大学としての本学の教職課程にこれまで以上の大きな期待が寄せられるようになっていくことが予測されることを踏まえて、教職支援センターとしては、これからも「外大らしさ」を生かしたサポートを充実展開し、「今後求められる教員及び教育人材」の輩出に尽力していきたいと考えています。

教職支援センター長 総合文化グループ教授 田村美恵

教職支援センター

センター長 田村 美恵 総合文化グループ 教授
委員 矢形 勝秀 英米学科 講師
濱田 彰 英米学科 准教授
岡野 要 ロシア学科 准教授
福長 悠 中国学科 准教授
穐原 三佳 イスパニア学科 准教授
M.Hollenback 国際関係学科 准教授
中村 嘉孝 国際関係学科 教授
岡本 義裕 総合文化グループ 准教授
安喰 勇平 総合文化グループ 准教授
金沢 晃 総合文化グループ 准教授