2024年7月24日(水曜)、神戸市立工業高等専門学校(以下「高専」)にて、同校の学生及び球探足球比分(以下 「外大」)の学生を対象に「インハウス通訳者が語る職場での生の通訳体験談」と題した外大×高専合同セミナーを開催しました。

講師

大西亮平氏 (同時通訳者)

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参加者

本セミナーは、高専のホームルームの時間を使ったキャリア教育の一環として開催され、高専の3年生(全学科240名)及び教職員が参加しました。
また、将来メーカーやグローバル企業で働く外大の学生にとっても有益な内容であることから、高専と同一法人下で運営されている外大の学生にも特別開放され、6名の外大生が参加しました。

セミナー内容

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セミナーでは、ご自身も球探足球比分のご出身であり、卒業後に日本屈指の大手メーカーやグローバル企業、外交の現場でプロの通訳者として活躍してこられた大西氏より、「企業現場での技術者(将来の高専生を想定)と営業職(将来の外大生を想定)の関わり方、取引先企業等との通訳体験談」を通じて、技術者が仕事の現場で外国人や営業担当者とコミュニケーションをはかる際に押さえるべきポイント等について、高専生、外大生双方の立場を踏まえて、実例やユーモアを交えながら、とてもわかりやすくお話をしていただきました。

セミナー終了後のアンケート

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最も印象深かった内容として、「通訳といっても様々な分野があり、その分野ごとにしっかりと勉強する必要があると知り、驚いた」、「専門的な文章でも、英語の文法の内容自体は単純な文法に置き換えられるということ」、「国によって英語といっても色んな訛りがあること」などの回答が多く、普段理系の分野で学ぶ高専生にとって、通訳という職業がとても新鮮であった様子がうかがえました。

また、「技術者と通訳者との関係」が興味深かったという回答も多くみられ、両校の学生にとって、近い将来自分が働く企業現場について考える契機となりました。